全てのカードが判明したので、早速デッキを組んで見ることにした。エルドラージ覚醒入りの栄えある1番目のデッキは無限ターンのコンボデッキ、『エンドレス・エイト』である。
 このデッキは前から1度、組んで見たかったのだ。


○エンドレス・エイト(復活編) (M10・ALA・ZEN)
 //土地 16
3 秘儀の聖域
4 平地
6 島
3 沼
 //クリーチャー 4
4 ルーンの苦役者
 //呪文 21
2 流刑への道
4 天使歌
2 審判の日
2 精神を刻むもの、ジェイス
4 時間のねじれ
2 求道者テゼレット
4 蔵の開放
1 ソリン・マルコフ
 //エンチャント 0
 //アーティファクト 19
3 時の篩
4 予言のプリズム
4 吠えたける鉱山
4 原霧の境界石
4 霧脈の境界石

・サイドボード
2 コーの火歩き
2 ヴィダルケンの異国者
2 エーテル宣誓会の法学者
3 沈黙
4 否認
1 審判の日
1 真髄の針


 『ルーンの苦役者』と『予言のプリズム』という低マナで優秀なコンボパーツを得てこのデッキはもう一度、日の目を見ることになる。

 遅めのコンボデッキの常として、序盤はとにかく耐える。そして6マナで『蔵の開放』が打てるまで生き残こることが出来れば後はこっちのものである。『時の篩』で境界石やその他アーティファクトを生け贄にして追加ターン、そして開放、を繰り返して何でもいいのでとにかく相手を倒す。

 デッキの性質上、2回戦以上のテストがなかなか出来ないためサイドはまだ結構適当ですが、カードゲームで遊ぶものなら誰もが1度は言いたいアノ台詞、この機会に言ってみてはいかがでしょうか?

 「もうずっと俺のターン!!!」
今日は大会があったので参加したかったのだが、都合がつかなくて出られなかった。使おうと思っていたデッキは以下。


○ワールドウォーク (M10・ALA・ZEN)
 //土地 25
3 海辺の城塞
4 霧深い雨林
3 天界の列柱
3 活発な野生林
2 氷河の城砦
2 陽花弁の木立ち
2 平地
3 島
3 森
 //クリーチャー 8
4 リバー・ボア
2 悪斬の天使
2 ジュワー島のスフィンクス
 //呪文 20
1 思考の泉
1 軍部政変
2 流刑への道
2 否認
3 探検
2 バントの魔除け
3 審判の日
2 野生語りのガラク
3 精神を刻む者、ジェイス
1 征服者の契約
 //エンチャント 7
4 広がりゆく海
3 忘却の輪
 //アーティファクト 0

・サイドボード
4 コーの火歩き
2 否認
4 瞬間凍結
3 真髄の針
2 大祖始の遺産



 バントカラーのコントロール。大げさな名前の由来は『島渡り』と『火歩き』、ミシュラランド。 おまけでPW。

 基本的な用法は、《広がりゆく海》で序盤を遅らせつつ、出来ればクリーチャー化土地などを島にして《リバーボア》で殴っていく。《審判の日》を打ってもコチラは再生出来る。そして《悪斬の天使》か《ジュワー島のスフィンクス》が除去されなければそれで倒し、いなければ土地をクリーチャー化して攻撃する。
 サイド使用の予定は、相手にも《精神を刻む者、ジェイス》がいるならば、潔く3枚全て抜いて《真髄の針》に入れ替える。 赤が入った速攻デッキならば《コーの火歩き》を4枚使用。彼がいないと死ねる。 その他はその時々の判断で。

 改良の目安としては《探検》をどうするか悩みどころ。2~3ターン目に上手く使えるとかなり後が楽だが後半は1ドローのみになりがち、というか、なる。 しかし、それでも《不屈の自然》よりはコントロール向きだと思うし個人的にこっちのほうが好きなので今の所採用されている。

 
 エルドラージ覚醒のデカ物《真実の解体者、コジレック》はあらゆるデッキのサイドにライブラリーアウト対策に1枚差しされると思うので、ターボフォグにはしばらくきつい時代が来そうである。なので、今回使い収めになるかも、と思って使用。 ……するはずだったのだが大会の開始時間を勘違いしていて参加できず。うぅ、本当に残念。

 取り敢えずデッキは以下。但しサイドボードに《広がりゆく海》を入れたくらいで前のデッキとあんまり変わっていない。後は《地盤の際》とか。


○さよならサイレンス (M10・ALA・ZEN)
//土地 24
2 地盤の際
4 氷河の城砦
2 天界の列柱
4 カビーラの交差路
4 平地
8 島

//クリーチャー 0

//呪文 28
3 沈黙
1 流刑への道
4 天使歌
4 瞬間凍結
3 安全な道
3 ジェイス・ベレレン
3 審判の日
2 書庫の罠
4 時間のねじれ

//エンチャント 0

//アーティファクト 9
1 真髄の針
4 吠えたける鉱山
4 神話の水盤


・サイドボード
2 否定の壁
2 悪斬の天使
3 否認
4 広がりゆく海
2 真髄の針
2 大祖始の遺産


 大会には出られなかったけれどもその後フリーバトルをして楽しんだ。一応ジャンドにも何回か勝てた。

 同じようなデッキレシピを何回も上げてちょっと申し訳ないが、このデッキ本当に空きなのです。《審判の日》で一掃後、アップキープに《沈黙》をぶち込むのがたまりません。負けるときは負けますけどね。 クリーチャーでの殴りあいよりもこういったデッキが断然好みなのですが、そんな人は少数派でしょうか?
 前の大会で当たった赤黒のむかつきデッキが面白そうだったので自分でも組んでみた。《むかつき》以外全て1マナにするのが一貫していて良いのだろうが、何度やっても中盤苦しいので《血の署名》を入れる。個人的には入っているほうが断然《むかつき》まで行き易いと思うのだが、どうだろうか?


○むかつきシャドウ (M10・ALA・ZEN)
//土地 23
4 竜髑髏の山頂
4 溶岩爪の辺境
8 沼
7 山

//クリーチャー 16
4 ゴブリンの先達
4 吸血鬼の列断者
4 ゴブリンの奇襲隊
4 死の影

//呪文 19
1 地震
4 稲妻
4 噴出の稲妻
2 死の印
4 血の署名
4 むかつき

//エンチャント 0
/
/アーティファクト 2
2 処刑人の薬包


・サイドボード
2 地震
4 強迫
2 死の印
3 見栄え損ない
3 真髄の針
1 処刑人の薬包



 デッキを見ただけで動きが解かる人はちょっとすごい。説明すると相手のターンエンドに《むかつき》で手札を増やし、返しのターンで 6/6 くらいになった《死の影》が《ゴブリンの奇襲隊》と共に速攻で殴り殺すデッキである。
 経験的に《むかつき》が通ればだいたい勝つことが出来る。スタンダードで組める割と少ないコンボデッキだと思うのでちょっと試してみてはいかがだろう?

 それにこのデッキ、フェッチランドもプレインズウォーカーも不要なのでかなり安い。持たざる者の兵器的なデッキになることを期待する。
前の日曜に大会があったので参加。使用デッキは前々から密かに作っていた蜃気楼デッキ。ジャンドに勝てないのが割りと悔しかったのでジャンドを狩るつもりで使用した。


○広がる海の蜃気楼 (M10・ALA・ZEN)
//土地 25
2 海辺の城塞
2 ジャングルの祭殿
2 氷河の城砦
2 乾燥大地
2 霧深い雨林
2 沸騰する小湖
2 怒り狂う山峡
2 活発な野生林
2 平地
3 島
3 森
1 山

//クリーチャー 12
4 血編み髪のエルフ
4 カビのシャンブラー
4 酸のスライム
1 ジュワー島のスフィンクス

//呪文 10
3 審判の日
2 復讐のアジャニ
3 捕らえられた陽光
2 精神を刻むもの、ジェイス

//エンチャント 12
4 広がりゆく海
4 見紛う蜃気楼
4 献身的な嘆願

//アーティファクト 0


・サイドボード
4 リバー・ボア
3 コーの火歩き
2 悪斬の天使
2 ジェイス・ベレレン
2 真髄の針
2 大祖始の遺産


1回戦 ジャンド ○×○
 先行2ターン目に《野蛮な地》が島にされるのは相当きついと見えて、1度止まれば後は続唱でタップインの《溶岩爪の辺境》《怒り狂う山峡》が軒並み島に。流石にジャンドに負けてしまっては何のためにこのデッキを持っていったのかわからない。

2回戦 ボスナヤ? ○××
 ナヤははっきり言ってあんまり想定していなかった。《極楽鳥》や《貴族の教主》にマナを出されてちょっと分が悪かったか。

3回戦 トリコロール ×○○
 初戦は落とすもののサイドから13枚入れ替えで《リバー・ボア》《コーの火歩き》《悪斬の天使》がどんどん殴りに行く。続唱から対消滅狙いのジェイスも地味にいい感じだった。

4回戦 ナヤ ××
 2回戦のあいてと同じようなデッキ。やっぱり苦手だ。

5回戦 赤黒むかつき ××
 《むかつき》以外全て1マナ、というアドデッキ。以前おんなじ様なデッキを考えていただけに負けて悔しい。このデッキは面白かったので自分でも考えてみたい。

6回戦 白緑トークン ××
 マナ加速からトークンが出まくる構成。横に長いとコチラのクリーチャーでは裁ききれずに死亡。


 大会の感想はこんなことを言うのも変だがジャンドが少なくってちょっと残念だった。WWK土地の採用率が異様に高く、コントロールデッキも多く見られた。
 自分のプレイに関しては、サイドの使い方がぬるかったと思う。このデッキを使うかは解からないが、次はその辺しっかりしたい。
 前に出た大会で青単がボッコボコにされた優勝デッキをコピー。とはいってもデッキレシピを見たわけではないので意外と適当かも知れません。サイドは完全に想像です。


○バント・コントロール (M10・ALA・ZEN)
//土地 25
3 海辺の城塞
4 霧深い雨林
3 天界の列柱
3 活発な野生林
2 氷河の城砦
2 陽花弁の木立ち
2 平地
3 島
3 森

//クリーチャー 8
4 リバー・ボア
2 悪斬の天使
2 ジュワー島のスフィンクス

//呪文 
2 流刑への道
1 瞬間凍結
1 天界の粛清
2 否認
2 本質の散乱
2 取り消し
2 バントの魔除け
2 ジェイス・ベレレン
4 審判の日
2 野生語りのガラク
2 精神を刻む者、ジェイス

//エンチャント 3
3 忘却の輪

//アーティファクト 0


・サイドボード
3 ロウクスの戦修道士
1 否認
2 瞬間凍結
1 天界の粛清
4 広がりゆく海
2 真髄の針
2 大祖始の遺産


 全体除去を打ち込んでクリーチャー化土地で殴る、というのが基本で割と正当なコントロール。使ってみて思ったのだが、《野生語りのガラク》はコントロールデッキに向いている。土地をアンタップすることで常に打ち消しようのマナを残せるのが良い。土地加速やマナクリーチャーを使うよりもスマートでヨロシイ。
 全体的に線が細めだが、後半になる程土地が殴りに行くので割と何とかなる感じだ。

 ジェイスが新旧2枚づつなのは私が新ジェイスを2枚しか持っていないからなのだが《真髄の針》対策だと一応言い張る。
 それにしても新ジェイスの強さというか、上手く使われたときの鬱陶しさは筆舌に尽くしがたい。トップ確認で土地ばっかり引かされるのは本当に許せない。勿論自分でもやるけど・・・。 青が入っているデッキならば対消滅用にでもジェイスを、旧ジェイスでも良いので入れておくべきだと思う。
 今日は月に1度の地方大会だったのだが、前の日のデッキ製作に時間がかかりすぎたのが良くなかった。朝起きると既に昼の12時だったので大会参加は断念。しかしせっかくなので、持って行く筈であったデッキだけ書いてみる。


○カミツキトリコロール (M10・ALA・ZEN)
//土地 26
1 地盤の際
3 天界の列柱
4 乾燥台地
4 沸騰する小湖
4 氷河の城砦
4 平地
4 島
2 山

//クリーチャー 8
2 否定の壁
4 方解石のカミツキガメ
2 ジュワー島のスフィンクス

//呪文 24
2 地震
2 思考の泉
3 稲妻
3 流刑への道
4 瞬間凍結
2 二重否定
2 審判の日
3 復讐のアジャニ
3 精神を刻む者、ジェイス

//エンチャント 3
3 忘却の輪

//アーティファクト 0


・サイドボード
2 悪斬の天使
2 忠告の天使
1 地震
2 本質の散乱
2 取り消し
1 審判の日
4 広がりゆく海
1 大祖始の遺産


 出来れば青単、せめて赤青のカウンターデッキにしたかったが今回は挫折。どこかで見たようなトリコロールに《方解石のカミツキガメ》を無理やりネジ込んだ3色デッキと相成った。デッキ枚数も62枚、減らせなかったのだからしょうがない。
次からはもっと早めにデッキは作っておくことにしよう。
 発売記念パーティーからの帰宅途中に電波を受信。始めは《むかつき》+《死の影》デッキだったはずだったのだがいつの間にかこんな形に。
 しかしこれはカードが足りないのでとてもじゃないけど組めませんなぁ…。



○むかつきコブラ (M10・ALA・ZEN)
//土地 25
2 乾燥大地
2 湿地の干潟
4 新緑の地下墓地
1 聖遺の塔
2 平地
5 沼
4 山
5 森

//クリーチャー 4
4 睡蓮のコブラ

//呪文 28
4 苦悩火
4 彗星の嵐
4 濃霧
4 探検
4 疲弊の休息
4 砕土
4 むかつき

//エンチャント 4
4 カルニの心臓の探検

//アーティファクト 0

・サイド
 板金鎧の土百足・真髄の針・大祖始の遺産 等々お好みで


 マナ加速から《むかつき》でライフの続く限りドロー。大火力の《苦悩火》と《彗星の嵐》で焼き倒す。以上、他には特になし。《むかつき》で5枚くらいは引けます。
 それにしても《睡蓮のコブラ》が嵌ると自分のターンに延々ソリティアが続くので相手に申し訳がないですな・・・。
 青の弱体化が叫ばれて久しいここ最近ですが、そんな中で、いやそれだからこそ青を使うのは最高にカッコ良く、気分がいいと思います。

 個人的な意見ですが、カウンター呪文とは元々コモンのカードばかりでした。つまり、高額で取引されるレアカード群に百円玉を握り締めて立ち向かう少年達の味方だったハズです。

『カウンターとは、持たざる者の刃なり!』



 だから今日も、僕のデッキは青いのです。





○青単コントロール (M10・ALA・ZEN)
//土地 25
3 地盤の際
3 戦慄の彫像
2 ハリマーの深み
4 沸騰する小湖
4 霧深い雨林
9 島

//クリーチャー 6
4 方解石のカミツキガメ
2 ジュワー島のスフィンクス

//呪文 16
3 否認
3 本質の散乱
2 乱動への突入
3 取り消し
1 睡眠
1 複製の儀式
3 精神を刻む者、ジェイス

//エンチャント 11
4 広がりゆく海
3 アイオーの廃墟の探検
3 精神の制御

//アーティファクト 4
1 大祖始の遺産
3 急使の薬方


○サイド
1 ジュワー島のスフィンクス
4 瞬間凍結
1 否認
1 本質の散乱
1 取り消し
2 睡眠
3 真髄の針
2 大祖始の遺産



 WWKの《方解石のカミツキガメ》は見かけの割りに強力である。堅く守りつつ、攻撃に転じることも可能である。特に、複数並んだ場合にはフェッチランドを構えて攻撃すれば相手のブロックをすり抜けてダメージを与えることも出来る。
 そして《精神を刻むもの、ジェイス》。最初にアレだけ書いといてデッキに神話レアかよ、と思われるかも知れないがそこだけは勘弁して欲しい。旧ジェイスよりも微妙~ と言われがちな新ジェイスであるが、はっきり言ってかなり強い。特に強いのはクリーチャーバウンスである。そもそもこの能力がなければこのデッキ事態が危うい。場に直接干渉できる能力こそが今の青単に欠けているものだと思うからである。

 これからの大会では《深遠の迫害者》に《精神の制御》をつけて相手のライフがマイナスになったところでジェイスでバウンスして勝利! という光景が見られるかも知れないことに期待である。


ver.2
 《精神壊しの罠》を《睡眠》と入れ替え。余り役に立たないのと、最後の一発に期待。

ver.3
 《地盤の際》の存在を忘れていて、今回追加。ミシュラランドに撲殺されることも多かったのでこれで少しは安心か? 今の所《恐血鬼》が一番の天敵。 

ver.4
 《方解石のカミツキガメ》は毎回ほぼサイドインするのでいっそのことメインから4枚に。そして墓地利用デッキ用に《大祖始の遺産》をメインから1枚追加して61枚デッキになった。必要なければ1ドローすれば良い。
 リネッサがほぼバニラ扱いな上に2体目が出せずに手札で腐ることが多かったので、テフェリー先生に変更。ライブラリーアウトの時には気にならなかった《梅沢の十手》も非常に対処が面倒くさかったので、あんまり入れたくないけど対消滅狙いで1枚採用。

○赤青BtB ver.2 (レガシー)
//土地 24
4 不毛の大地
4 沸騰する小湖
10 島
6 山

//クリーチャー 10
4 なだれ乗り
2 造物の学者、ヴェンセール
2 裂け目翼の雲間を泳ぐもの
2 ザルファーの魔道士、テフェリー

//呪文 14
4 マナ漏出
4 目くらまし
1 転覆
4 石の雨
2 炎渦竜巻

//エンチャント 7
4 行き詰まり
3 基本に帰れ

//アーティファクト 4
3 霊気の薬瓶
1 梅澤の十手

・サイド
2 対抗呪文
4 略奪
2 炎渦竜巻
2 洗い流し
2 FoW
3 大祖始の遺産

 前のデッキはあまりにもあんまりでボコボコだったので、青単にこだわらずに赤を加えてみることにした。 独楽相殺もなんだか好みではなかったし。
 で、加えた赤にどういった役割をさせるかは、あんまり悩まずに全体除去と土地破壊に決定。青単の時は最初に出た小型クリーチャーにちびちびと殴り切られることが多かったのだがでこれでかなり安心。《渦まく知識》は優秀ではあるものの、複数枚引けないとちょっと苦しいことが解かったのでドローサポートには《行き詰まり》と言う新たなカードを戦いの中で学習して搭載。

 そしてデッキは以下。


○赤青BtB (レガシー)
//土地 24
4 不毛の大地
4 沸騰する小湖
10 島
6 山

//クリーチャー 12
4 なだれ乗り
4 西風の魔道士リネッサ
2 造物の学者、ヴェンセール
2 裂け目翼の雲間を泳ぐもの

//呪文 14
4 マナ漏出
3 目くらまし
1 転覆
4 石の雨
2 炎渦竜巻

//エンチャント 7
4 行き詰まり
3 基本に帰れ

//アーティファクト 3
3 霊気の薬瓶

・サイド
2 マスティコア
4 対抗呪文
3 略奪
1 炎渦竜巻
2 脱出
3 大祖始の遺産


 う~む、またしても『赤青』とうカラーに行き着いてしまった。
 サイクリングデッキをセッセと組んでいた矢先にWWKのコモン土地黒の情報である。 絶望した! あんまりな仕打ちに絶望した!


 非公式の情報ながらもあまりにショックだったので、気を取り直してレガシーで遊んで見ることにした。カードプールが広すぎて今までどんなデッキを作ったら良いか迷っていたのだが、ちょっと前にとあるカードを使いたい、と考えたことを思い出して組んでみた。ネットだと一瞬でレガシーのカードも揃うので非常に便利だ。


 使いたいカードと言うのは《基本に帰れ》。これを使った青単デッキを作ろうと考えた。英語名が Back to Basics なので頭文字をとって通称『青単BtB』。コレを使うと基本土地以外アンタップできなくなるのでデュアルランドやその他の意味不明に強い土地が寝たままになるのがなんとも気分が良い。デュアルランドを使うのはなんだか気分が乗らなかったので丁度よかった。どうせこっちのデッキには島しか無いだろうし。

 そして、せっかく青単なので『独楽相殺』のギミックも使ってみたかったので入れることにした。 後はカウンターとクリーチャーをわかる範囲で投入して完成。デッキは以下。


○青単BtB (レガシー)
//土地 22
4 不毛の大地
18 島

//クリーチャー 8
3 コー追われの物漁り
3 深き刻の忍者
2 ジュワー島のスフィンクス

//呪文 22
3 渦巻く知識
2 呪文嵌め
3 目くらまし
4 対抗呪文
4 蓄積した知識
1 転覆
1 洗い流し
4 FoW

//エンチャント 5
3 相殺
2 基本に帰れ

//アーティファクト 3
3 師範の占い独楽

・サイド
3 シー・スプライト
1 目くらまし
1 転覆
1 洗い流し
3 精神壊しの罠
1 基本に帰れ
3 トーモッドの墓所
3 ネビラルの円盤



 遅めのデッキには割りと勝負出来るのが以外だった。更に、当たってないだけかも知れないが、それほど瞬殺ゲーではなかった。1ターンキルにはまだお目にかかったことは無い。

 そして、これもレガシーの魅力かとおもうが、自分のデッキを回すのも楽しいのだが相手のデッキを見るのも面白い。知らないカードが鬼のように飛んでくるので読むのも大変だが流石に飽きない。毎回新鮮である。

 それでも、《集団意識》デッキに敗北したときにはちょっと心が砕けそうになりました。今度買って来ようかしら? スタンダードで使う予定は無いけど…。



・参考
 【MTG】レガシー選手権’09 藤田剛史「レガシーのススメ」
  http://www.youtube.com/watch?v=R7nmIqLt58k

 サイドは主にこの動画を見て考えました。
《翻弄する魔道士》を並べまくってソフトロックに持ち込めないかと考えて作ったエスパ-カラーのデッキ。なかなか面白いがいかんせんメインのクリーチャーが小粒でちょっと弱かった。相手のデッキを推測するのが楽しい。ただ、ネットで遊ぶにはカードの英語名を指定するのがかなりしんどい。

○翻弄党 (M10・ALA・ZEN)
//土地 24
3 秘儀の聖域
4 氷河の城砦
4 水没した地下都市
4 湿地の干潟
3 平地
3 島
3 沼

//クリーチャー 15
4 翻弄する魔道士
4 潮の虚ろの漕ぎ手
3 クローン
2 悪斬の天使
2 ジュワー島のスフィンクス

//呪文 19
3 強迫
4 流刑への道
2 ジェイス・ベレレン
4 エスパーの魔除け
3 審判の日
3 複製の儀式

//エンチャント 1
1 忘却の輪

//アーティファクト 0

以前の蜃気楼デッキに赤を追加。これにより《血編み髪のエルフ》と《復讐のアジャニ》をデッキに投入できるようになった。 ただし、色基盤は前より不安定になるが…。

○海の蜃気楼 ver.2 (M10・ALA・ZEN)
//土地 24
2 海辺の城塞
2 ジャングルの祭殿
2 氷河の城砦
2 陽花弁の木立ち
1 根縛りの岩山
2 乾燥大地
2 霧深い雨林
2 沸騰する小湖
2 平地
3 島
3 森
1 山

//クリーチャー 12
4 血編み髪のエルフ
4 カビのシャンブラー
4 酸のスライム

//呪文 12
2 予言
3 審判の日
3 復讐のアジャニ
4 捕らえられた陽光


//エンチャント 12
4 広がりゆく海
4 見紛う蜃気楼
4 献身的な嘆願

//アーティファクト 0

・サイドボード
4 リバー・ボア
4 不屈の自然
7 その他
 先日、MWSを導入して世界の暇人を相手に遊んでいた。 しかし、一番最初に自分のデッキであるターボフォグを使ったところあまりに処理が煩雑で相手の方にも大不評だったので、前々から作りたかった『青メインの擬似土地破壊デッキ』を作る事に決定。 それでもって色々と試した結果以下のようになった。


○海の蜃気楼 (M10・ALA・ZEN)
//土地 25
3 海辺の城塞
3 氷河の城砦
3 陽花弁の木立ち
4 霧深い雨林
4 平地
5 島
3 森

//クリーチャー 13
2 崇敬の壁
4 カビのシャンブラー
3 悪斬の天使
4 酸のスライム

//呪文 10
1 流刑への道
3 審判の日
4 捕らえられた陽光
2 時間のねじれ

//エンチャント 12
4 広がりゆく海
4 見紛う蜃気楼
4 献身的な嘆願

//アーティファクト 0


 基本的には《広がりゆく海》と《見紛う蜃気楼》で相手の土地を島、もしくは使われていない色にして色マナを縛りつつ、《酸のスライム》と《カビのシャンブラー》で土地そのものを破壊して相手を停滞させて《悪斬の天使》その他で殴り勝つデッキである。
 このデッキの長所は『続唱』を使うことで確実に土地を縛って行ける所である。1枚差しの《流刑への道》に当たらない限り《献身的な嘆願》と《捕らえられた陽光》で相手の土地を縛ることが可能だ。

 相性の良いデッキは3色以上のデッキ。トリナクスの出ないジャンドやソクターの出ないナヤなら本来のデッキパワーが半減するのでそこを倒していける。黒単デッキも色拘束が強いのでかなり相性が良い。
 スタンダードのデッキを構築中に何故かエクテン気味の電波を受信。今の所本気で構築する予定はないので超適当に考えてみた。


○メガトンパンチ! (エクテン)
//土地 26
4 沸騰する小湖
4 霧深い雨林
4 蒸気孔
4 湿った墓
4 幽霊街
2 島
2 沼
2 山

//クリーチャー 7
4 面晶体のカニ
3 ボールドヴィアの重量級

//呪文 25
4 祖先の幻視
2 呪文嵌め
4 マナ漏出
2 差し戻し
4 不可思の一瞥
2 滅び
3 謎めいた命令
4 書庫の罠

//エンチャント 0

//アーティファクト 2
2 黒曜石の戦斧


 メガトンパンチ! なのにライブラリーアウトデッキになってます。名前の由来は《ボールドヴィアの重量級》。このクリーチャー、最初見たときは誰もが度肝を抜かれたと思います。

 『4マナ! 8/8! トランプル! でかぁぁぁい、説明不要ゥ!』

はっきり言って目玉が飛び出るデカサですが流石にその分デメリットも強烈、なんと『対戦相手は自分のライブラリーからクリーチャーカードを1枚探して場に出しても良い』のです。

 …はい、ここでもうこのデッキがどういうデッキかお分かりのことと思います。そうです、重量級を出して相手がライブラリーからクリーチャーを探してきたならすかさず《書庫の罠》で相手のライブラリーを0にしようと、そういうデッキであります。

 更にまぁ、おまけみたいなものですが《黒曜石の戦斧》を出しておくと重量級が場に出たときにすぐさま装備でき、そのときのサイズが 10/9 速攻 なのでMAXサイズの《タルモゴイフ》だろうと一方的にぶち抜けます。


 しかし見直して見ると…、う~んなんだか適当に作ったのに面白そうに思えて来ましたねぇ。 いかにも私らしいデッキというか。なんともはや。
 青白のフォグとパーツが何一つ被らないので眠い目を擦りながら製作。まだかなり適当である。

○赤緑ヴァラクート (M10・ALA・ZEN)
//土地 24
4 広漠なる変幻地
4 溶鉄の先峰、ヴァラクート
4 森
12 山

//クリーチャー 14
4 板金鎧の土百足
3 国境地帯のレインジャー
2 ムル・ダヤの巫女
3 包囲攻撃の司令官
2 ボガーダンのヘルカイト

//呪文 14
2 地震
4 不屈の自然
4 砕土

//エンチャント 4
4 カルニの心臓の探索

//アーティファクト 4
4 探検の地図


 
 前の大会での経験と反省からターボデッキの改良を試みる。

 ジャンドに対しての敗因はズバリ《大渦の脈動》である。ジャンドに負けたと言うより《大渦の脈動》に負けた、と言ってもいいくらいのゲームだった。2t 《吠えたける鉱山》や4t 《神話の水盤》を華麗に割られてアドバンテージをとられて負ける。一応3t 鉱山、5t 水盤 で返しのアップキープ《沈黙》と言う手もあるのだが思ったほど安定しなかった。それに《荒廃稲妻》も結構痛い。

 なので『赤昇天』デッキの存在もにらみつつ、サイドから《呪文貫き》を採用しようと考えた。今の所あまり採用されている様子はないが 1マナで使える、というところが最大の魅力だし、序盤に2マナはなかなか余計に払えまい。 ということで採用。そしてデッキは以下のように。


○ターボサイレンス ver.2 (M10・ALA・ZEN)
//土地 24
3 氷河の城砦
2 セジーリの隠れ家
4 カビーラの交差路
5 平地
10 島

//クリーチャー 0

//呪文 28
4 沈黙
1 流刑への道
4 天使歌
4 瞬間凍結
3 安全な道
3 ジェイス・ベレレン
3 審判の日
2 書庫の罠
4 時間のねじれ

//エンチャント 0

//アーティファクト 8
4 吠えたける鉱山
4 神話の水盤


サイドボード
2 否定の壁
1 悪斬の天使
3 呪文貫き
3 否認
1 書庫の罠
1 求道者、テゼレット
2 真髄の針
2 大祖始の遺産


 《沈黙》は以前3枚だったのだけど4枚積み確定。ターボデッキの構造と《時間のねじれ》との相性が抜群に良い。 悪斬が1枚しか入っていないのもこのデッキに於いてはそこまで悪いことではなく、1枚でもこっちのデッキに『ある』と解かって相手がサイド入れ替えに悩んでくれればそれで良しとするべきだろう。
 トリコロールに今ままで取り組んできたが、そろそろ新しいデッキに触ろうかと思い立ったので彼は一旦解体し、新しくデッキを作ることにした。次のセットで良いカードに巡り合うまでしばらくお別だ。

 新しくデッキを作る、とは言っても色んなところで様々なデッキを見て参考にしたりする。『流行りのデッキのコピーかよ』 と考える人もいると思うが、どこぞの大会で優勝したデッキのコピーだとしても、コピーする人の自前の哲学、使いたいカード、持っていないカード が色々と存在するので、出来てみれば何だかんだで割りと独自のデッキに仕上がっていることと思う。


 とまぁ、そんなこんなで今回はターボフォグです。レシピを参考にしつつも、前々から使いたかった《沈黙》を採用しているのが特徴かと思います。


○ターボサイレンス (M10・ALA・ZEN)
//土地 24
3 氷河の城砦
2 セジーリの隠れ家
4 カビーラの交差路
5 平地
10 島

//クリーチャー 0

//呪文 28
3 沈黙
2 流刑への道
4 天使歌
4 瞬間凍結
3 安全な道
3 ジェイス・ベレレン
3 審判の日
2 書庫の罠
4 時間のねじれ

//エンチャント 0

//アーティファクト 8
4 吠えたける鉱山
4 神話の水盤


サイドボード
2 否定の壁
1 悪斬の天使
1 フェリダーの君主
1 エメリアの盾、イオナ
3 否認
2 真髄の針
2 大祖始の遺産
3 etc


 基本的には《吠えたける鉱山》《神話の水盤》《ジェイス・ベレレン》の3種で互いにドロー加速して、《書庫の罠》の分だけ相手のデッキが先に尽きる構成です。
 《時間のねじれ》は参考にしたデッキに積んであったので初めて使ってみたのですがコレが強い、と言うか面白い。加速してから使えば4~5枚くらいドローできるので何かしらの手段が取リうる筈です。3回くらい自分のターンをやった後にアップキープ《沈黙》で相手は大量に手札を抱えて悶絶。

 しかしながら弱点も結構ありまして、最初に加速出来ない状態が続くと一方的に殴り殺されます。これはターボフォグの宿命ですが。更に《テレミンの演技》で即死するのもご愛嬌です。友人と遊ぶときには特に身内メタに注意しましょう。

 また《沈黙》は序盤の使いどころが難しいです。例えばジャンド相手には、相手の3ターン目に打つかどうかが生死を分けることが多々あります。トリナクスがとにかく天敵でオラン=リーフと合わされて処理を失敗すると致命的です。同じく荒廃稲妻もかなり厄介なので出来れば打ちたいですが4ターン目に血編みからめくられて結局傷口が広がることもあるので注意が必要です。

 サイドボードはまだ若干未定です。《悪斬の天使》を3枚くらい入れたいですがそんなことは出来ないのでどうしたモノかな~、と言うところです。
 昨日全敗したのはかなりのショックだったが考えることをやめてしまっては本当に負けである。交流戦のときに頂いた助言や自分の経験を生かして少しでも良くしようと思う。ワールドウェイクが出るまでなど待っていられない。


 まず言われたのが『悪斬を入れてみてはどうだろう?』、コレは無理。できるなら入れたいが手に入らないものはしょうがない。

 次に『黒を足したらどう?』 確かにそれをすると《残酷な根本原理》・《エスパーの魔除け》等を入れられるのでありがたい。しかし、今の私には赤青白しか見えないんです・・・。ごめんなさい。

 『ていうか《水の帳、マゴーシ》いらなくない?』 はい、要らないです。


 詰まるところ上の助言と併せて鑑みるに『ドローが弱い』『決め手に欠ける』のが昨日のデッキの欠点と言えよう。

 で、考えた結果《ボガーダンのヘルカイト》をまず外すことになった。カウンターデッキのフィニッシャーにふさわしい浪漫あふれるクリーチャーだと思ったが、大抵即座に《流刑への道》《終止》で除去されてしまうので今回は退場して頂く。好きなカードだったので非常に残念だ。
 同じく《苦悩火》、軽減・カウンターがほぼ飛んでこない現在ソーサリーのX火力はちょっときつい。彼にも惜しいが外れてもらう。

 そして外した所に何を入れるかだが、昨日の対戦の経験から思ったのは"序盤は割りともつ" ことである。相手の場に何も出させない状況が3~5ターンくらい続くので、こちら側が軽量クリーチャーを先に展開してある程度クロックを刻めないか、と考えた。前に《ゴブリンの先達》を採用したこともあったがデメリットの方が目立ったので外してしまった。なので入れるのは『軽量で除去耐性が在るクリーチャー』にしたい。 そんなやつがいるのかというと……、探した結果《器用な決闘者》君に決定した。中盤以降は壁としても使えそうでよろしい。

 ドローサポートに関しては《失われた真実のスフィンクス》を投入してみる。キッカー払う払わないに関わらず《ジュワー島のスフィンクス》とマナコストが被らないし、出た時点で仕事ができるのでまぁいいだろう。

 以上のことを踏まえた結果デッキは以下のように暫定的に決定。


○トリコロール (M10・ALA・ZEN)
//土地 24
3 乾燥台地
3 沸騰する小湖
3 氷河の城砦
3 セジーリの隠れ家
2 平地
5 島
5 山

//クリーチャー 7
3 器用な決闘者
2 失われた真実のスフィンクス
2 ジュワー島のスフィンクス

//呪文 29
1 地震
4 思案
3 稲妻
3 噴出の稲妻
4 流刑への道
2 否認
4 本質の散乱
2 二重否定
3 ジェイス・ベレレン
1 審判の日
2 復讐のアジャニ

//エンチャント 0
//アーティファクト 0


 《忘却の輪》が0になったのが気がかりではあるが、サイドアウト率100%だっので思い切りました。赤昇天には《天界の粛清》もあるし。

 そうして、最早このデッキをカウンターバーンと呼ぶのはかなり苦しい気がする。取り敢えず名前も暫定的にただの『トリコロール』でいいかな……。

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