ゲームデーの景品のプレイマットを初めて手に入れてちょっと感動した。この「CHAMPION」と書かれたプレイマットだけは他人のお下がりを使いたくなかったからだ、絶対に。
個人的にプレイマットはBMOのような、右が別枠に仕切ってあって風景画が描いてあるモノが好みではあるが、イザ自力で手に入るとこのアジャニのプレイマットもかっちょよく見えてくる。今度つかってみよう、ウィヒヒ。
――しかしスタンの大会に出るのも少し久しぶりである。霊気紛争発売前までは『赤青幻視バーン』・『青単潮からの蘇生』などで負けまくり、最終的に『青白フラッシュ』に到達した。そして青白フラッシュを使い倒そうと決意して《密輸人の回転翼機》を奮発したのが12月のことだったのだが、1月に禁止なってしまった。
スタン落ちするまで使い倒そうとしていたデッキから8枚使えなくなってしまい解体を余儀なくされてスタン熱がどん底。しかし《ヤヘンニの技巧》のプロモが欲しくなって自分でデッキを1から考えてみた。
元々コントロールが好きなので、できたデッキは『青白《電招の塔》コントロール』。
《戦利品の魔道士》で《電招の塔》を探して《燻蒸》でリセットしながらコントロールして《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》で主に勝つデッキであった。『マルドゥ機体』や『黒緑昂揚』をメタってメインに《断片化》や全除去多めの構成。
しかしゲームデー初日の土曜にボッコボコに負ける。メタっていた『マルドゥ機体』系のビートは思ったより少なく、『青黒コントロール』・『逆説霊気貯蔵器』・『霊気池ガチャ』といったデッキにメインのカードが腐りまくって結果は散々であった。『黒緑カウンター』にも結局負けてしまったし・・・。 2時間くらいで脳内メタを頼りに構築したデッキだったので当然のことだが大幅に見直した結果。以下の様に調整。
・メイン
《戦利品の魔道士》 3→1
1枚さしてた《霊気圏の収集艇》に誰も乗れなかったし、サーチでアドを取れるがもっさりしすぎるので1枚だけに。
《罪人への急襲》 1→out
地域メタ的に、コントロールやコンボなど皆好きなデッキを使うのでメインを対アグロに寄せるのは不要であった。代わりに汎用カウンターを多めに。
《棚卸し》 4→out
《予期》 2→4
メタが多様な場合、ドローは量より質の方が強い場面が多かった。カウンターを増量した関係上インスタントの価値も上がった。
《停滞の罠》 2→1
《隔離の場》 0→1
コントロールが思ったより多かったのでPWに直接さわれて後半強い方を採用。
・サイド
《革命的拒絶》 2→out
《否認》 0→2
遅いデッキが多い、打ち消したいアーティファクトが多い、ということで不採用。3マナの確定カウンターや《否認》のほうが断然使いやすい。
そんなこんなで2日目に持っていったデッキは以下。
○青白《電招の塔》コントロール (SOI~AER)
//土地 25
1 ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey
3 港町/Port Town
4 大草原の川/Prairie Stream
2 曲がりくねる川/Meandering River
8 平地
7 島
//クリーチャー 7
2 歩行バリスタ/Walking Ballista
3 スレイベンの検査官/Thraben Inspector
1 戦利品の魔道士/Trophy Mage
1 奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk
//呪文 19
2 断片化/Fragmentize
4 予期/Anticipate
2 鑽火の輝き/Immolating Glare
1 不許可/Disallow
1 虚空の粉砕/Void Shatter
1 金属の叱責/Metallic Rebuke
4 天才の片鱗/Glimmer of Genius
3 燻蒸/Fumigate
1 慮外な押収/Confiscation Coup
//PW 4
3 ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
1 秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets
//その他 5
1 隔離の場/Quarantine Field
1 停滞の罠/Stasis Snare
3 電招の塔/Dynavolt Tower
・サイドボード
1 激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk
1 保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver
1 断片化/Fragmentize
1 儀礼的拒否/Ceremonious Rejection
2 否認/Negate
1 石の宣告/Declaration in Stone
1 疑惑の裏付け/Confirm Suspicions
2 罪人への急襲/Descend upon the Sinful
1 秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets
2 領事の権限/Authority of the Consuls
1 停滞の罠/Stasis Snare
青系コントロールでありながら、《奔流の機械巨人》を1枚しか持っていないので代わりに《スレイベンの検査官》を入れる。『青白フラッシュ』には入らなかったタメ青巨人は1枚しか持ってないんだなコレガ・・・。 検査官は当初《霊気圏の収集艇》に乗せる予定だったが、それが抜けた後も 1t目の動きとして完璧・PWを守るチャンプ要員として優秀 ということで続投。今では一番好きな1マナのクリーチャーかも知れない。
《歩行バリスタ》は2枚持ってたのでなんとなく入れてみた枠。うざったい《光袖会の収集者》を処理したり、後半にラストの2~3点のライフを削るのにそこそこ役に立った。後半のマナの使い道にもなるし、サイドの《罪人への急襲》の昂揚もたまに達成する。しかし終盤意外はそこまで強いカードでもないので1枚でも良いかも。
《戦利品の魔道士》+《電招の塔》 がこのデッキの構築における根本だったのだが、やってみると余りにもさかったので魔道士は1枚になった。 あるマッチで《戦利品の魔道士》を唱えた際に 「何コレ? 《粗石の魔道士》の弱いヤツじゃんwww」 とdis られたがそいつはサーチして来た《電招の塔》でたっぷりと時間をかけて焼かれるハメになった。
《奔流の機械巨人》は1枚しか持ってないので1枚。しかし別にそれでも構わない。4枚欲しいカードが1枚しか無いなんて貧乏コントロール使いなら慣れたものである。
《断片化》は機体メタでメイン2枚入れたけど、案外腐ったから0~1枚でよいかも。
《不許可》・《虚空の粉砕》・《金属の叱責》はそれぞれ強みがあるので1枚づつ。そもそも1枚差しにするのが好き。
《慮外な押収》はエネルギー貯めとフィニッシャー強奪枠で試しに入れてみた。あんまり引けなかったので強かった感触は無いが、一回 8/8の緑巨人を奪って勝った。ほぼダメ押しだったけど。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 基本的にコイツで勝つ。検査官やカウンターで守り、電招の塔でコントロールしてトドメはコイツである。強すぎ。使われると吐く。
《秘密の解明者、ジェイス》 コントロールが回りに増えたので、置けたときはかなり優勢。あらゆる手段を使って着地させる。
デッキ全体としては、《予期》と《天才の片鱗》で不要牌をどんどん下に送れるのでデッキをシャッフルするカードを少なめにした。デッキの上の方にあるカードの予測がつきやすくなるので結構良い感じ。
このデッキで 《黒単ゾンビ》・《緑白トークン》・《霊気池の驚異》・《ジェスカイ・サヒーリ》 を打ち破ってゲームデー初優勝である。やったぜ!
BGM [ Bob Dylan / 風に吹かれて ]
個人的にプレイマットはBMOのような、右が別枠に仕切ってあって風景画が描いてあるモノが好みではあるが、イザ自力で手に入るとこのアジャニのプレイマットもかっちょよく見えてくる。今度つかってみよう、ウィヒヒ。
――しかしスタンの大会に出るのも少し久しぶりである。霊気紛争発売前までは『赤青幻視バーン』・『青単潮からの蘇生』などで負けまくり、最終的に『青白フラッシュ』に到達した。そして青白フラッシュを使い倒そうと決意して《密輸人の回転翼機》を奮発したのが12月のことだったのだが、1月に禁止なってしまった。
スタン落ちするまで使い倒そうとしていたデッキから8枚使えなくなってしまい解体を余儀なくされてスタン熱がどん底。しかし《ヤヘンニの技巧》のプロモが欲しくなって自分でデッキを1から考えてみた。
元々コントロールが好きなので、できたデッキは『青白《電招の塔》コントロール』。
《戦利品の魔道士》で《電招の塔》を探して《燻蒸》でリセットしながらコントロールして《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》で主に勝つデッキであった。『マルドゥ機体』や『黒緑昂揚』をメタってメインに《断片化》や全除去多めの構成。
しかしゲームデー初日の土曜にボッコボコに負ける。メタっていた『マルドゥ機体』系のビートは思ったより少なく、『青黒コントロール』・『逆説霊気貯蔵器』・『霊気池ガチャ』といったデッキにメインのカードが腐りまくって結果は散々であった。『黒緑カウンター』にも結局負けてしまったし・・・。 2時間くらいで脳内メタを頼りに構築したデッキだったので当然のことだが大幅に見直した結果。以下の様に調整。
・メイン
《戦利品の魔道士》 3→1
1枚さしてた《霊気圏の収集艇》に誰も乗れなかったし、サーチでアドを取れるがもっさりしすぎるので1枚だけに。
《罪人への急襲》 1→out
地域メタ的に、コントロールやコンボなど皆好きなデッキを使うのでメインを対アグロに寄せるのは不要であった。代わりに汎用カウンターを多めに。
《棚卸し》 4→out
《予期》 2→4
メタが多様な場合、ドローは量より質の方が強い場面が多かった。カウンターを増量した関係上インスタントの価値も上がった。
《停滞の罠》 2→1
《隔離の場》 0→1
コントロールが思ったより多かったのでPWに直接さわれて後半強い方を採用。
・サイド
《革命的拒絶》 2→out
《否認》 0→2
遅いデッキが多い、打ち消したいアーティファクトが多い、ということで不採用。3マナの確定カウンターや《否認》のほうが断然使いやすい。
そんなこんなで2日目に持っていったデッキは以下。
○青白《電招の塔》コントロール (SOI~AER)
//土地 25
1 ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey
3 港町/Port Town
4 大草原の川/Prairie Stream
2 曲がりくねる川/Meandering River
8 平地
7 島
//クリーチャー 7
2 歩行バリスタ/Walking Ballista
3 スレイベンの検査官/Thraben Inspector
1 戦利品の魔道士/Trophy Mage
1 奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk
//呪文 19
2 断片化/Fragmentize
4 予期/Anticipate
2 鑽火の輝き/Immolating Glare
1 不許可/Disallow
1 虚空の粉砕/Void Shatter
1 金属の叱責/Metallic Rebuke
4 天才の片鱗/Glimmer of Genius
3 燻蒸/Fumigate
1 慮外な押収/Confiscation Coup
//PW 4
3 ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
1 秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets
//その他 5
1 隔離の場/Quarantine Field
1 停滞の罠/Stasis Snare
3 電招の塔/Dynavolt Tower
・サイドボード
1 激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk
1 保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver
1 断片化/Fragmentize
1 儀礼的拒否/Ceremonious Rejection
2 否認/Negate
1 石の宣告/Declaration in Stone
1 疑惑の裏付け/Confirm Suspicions
2 罪人への急襲/Descend upon the Sinful
1 秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets
2 領事の権限/Authority of the Consuls
1 停滞の罠/Stasis Snare
青系コントロールでありながら、《奔流の機械巨人》を1枚しか持っていないので代わりに《スレイベンの検査官》を入れる。『青白フラッシュ』には入らなかったタメ青巨人は1枚しか持ってないんだなコレガ・・・。 検査官は当初《霊気圏の収集艇》に乗せる予定だったが、それが抜けた後も 1t目の動きとして完璧・PWを守るチャンプ要員として優秀 ということで続投。今では一番好きな1マナのクリーチャーかも知れない。
《歩行バリスタ》は2枚持ってたのでなんとなく入れてみた枠。うざったい《光袖会の収集者》を処理したり、後半にラストの2~3点のライフを削るのにそこそこ役に立った。後半のマナの使い道にもなるし、サイドの《罪人への急襲》の昂揚もたまに達成する。しかし終盤意外はそこまで強いカードでもないので1枚でも良いかも。
《戦利品の魔道士》+《電招の塔》 がこのデッキの構築における根本だったのだが、やってみると余りにもさかったので魔道士は1枚になった。 あるマッチで《戦利品の魔道士》を唱えた際に 「何コレ? 《粗石の魔道士》の弱いヤツじゃんwww」 とdis られたがそいつはサーチして来た《電招の塔》でたっぷりと時間をかけて焼かれるハメになった。
《奔流の機械巨人》は1枚しか持ってないので1枚。しかし別にそれでも構わない。4枚欲しいカードが1枚しか無いなんて貧乏コントロール使いなら慣れたものである。
《断片化》は機体メタでメイン2枚入れたけど、案外腐ったから0~1枚でよいかも。
《不許可》・《虚空の粉砕》・《金属の叱責》はそれぞれ強みがあるので1枚づつ。そもそも1枚差しにするのが好き。
《慮外な押収》はエネルギー貯めとフィニッシャー強奪枠で試しに入れてみた。あんまり引けなかったので強かった感触は無いが、一回 8/8の緑巨人を奪って勝った。ほぼダメ押しだったけど。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 基本的にコイツで勝つ。検査官やカウンターで守り、電招の塔でコントロールしてトドメはコイツである。強すぎ。使われると吐く。
《秘密の解明者、ジェイス》 コントロールが回りに増えたので、置けたときはかなり優勢。あらゆる手段を使って着地させる。
デッキ全体としては、《予期》と《天才の片鱗》で不要牌をどんどん下に送れるのでデッキをシャッフルするカードを少なめにした。デッキの上の方にあるカードの予測がつきやすくなるので結構良い感じ。
このデッキで 《黒単ゾンビ》・《緑白トークン》・《霊気池の驚異》・《ジェスカイ・サヒーリ》 を打ち破ってゲームデー初優勝である。やったぜ!
BGM [ Bob Dylan / 風に吹かれて ]
コメント
ありがとうございます。スタン久しぶりでしたが、対コントロールで後攻を選択したり、機体デッキに当たらなかったりとメタの多様性を感じました。使いたいデッキがあったり、大会で勝てるとやる気出てきますね。