使う側からの奇跡禁止議論
2016年6月19日 Magic: The Gathering
「俺のデッキは質素でねぇ。 強いところといえば――《天使への願い》に《終末》、そして《渦まく知識》! この3つの共通点は? ・・・・・・安いってことだ」
レガシーでの奇跡禁止の議論について。好んで使っている側の適当な考えです。
最初に、どうして奇跡が環境に多いのか? ですが、ぶっちゃけ奇跡用のカードが他のデッキに比べて手に入り易いからだと思います。デッキに絶対必須な再録禁止カードは特に無く、現状で1万を超えるようなカードもあったりなかったりです(FoWの底値がワカラナイ)。新規の人間にもデッキが組み易く、それなりに強いとなれば使用者は多くなり、必然として大会でも多く残るはずです。
ではなぜ奇跡用のカードは手に入れやすいのか?
まず、比較的新しく刷られたカードが多いです。 例えば私がMTGを始めたのが大体 アラーラ~ゼンディカー期 なのですが、当時からのスタンダードで使ってたカードが奇跡に何枚も入っています。 そこから考えるに 少なくとも「イニストラード以前」にスタンを始めて継続している人間にはかなりの数の「奇跡使用者予備軍」が居るのではないでしょうか。
さらに、デッキ内のカードにレガシー環境での汎用性が高いカードが多いです。なので「スタンダードがメインだけど、いずれ下環境のデッキも欲しいかな」とぼんやり考え続けてきた人が組みやすいデッキが正にこの奇跡でしょう。 スタンで使ってたカードとレガシー用に憧れの《Force of Will》、そして独楽相殺を用意するだけでもう奇跡デッキの完成です。
独楽相殺に関しては、LED・《裏切り者の都》等よりも汎用性が高く、《タルモゴイフ》よりも安い、というのが私の前提ですけどこの辺は人それぞれあるでしょうが。(ちなみに《相殺》は投げ売られてたコールドスナップから出てきた)
○イニストラード以降のカードとエタマス&相殺で割りと組めるレガシー奇跡
//土地 22
1 《カラカス/Karakas》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2 《蒸気孔/Steam Vents》
2 《平地/Plains》
5 《島/Island》
//クリーチャー 4
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
//呪文 23
2 《天使への願い/Entreat the Angels》
4 《思案/Ponder》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《対抗呪文/Counterspell》
1 《議会の採決/Council’s Judgment》
3 《意志の力/Force of Will》
4 《終末/Terminus》
//その他 11
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4 《相殺/Counterbalance》
4 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
・サイド
2 《僧院の導師/Monastery Mentor》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《誤った指図/Misdirection》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《摩耗+損耗/Wear+Tear》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
上のレシピでは土地がショックランドです。実際に長いことショックランドで奇跡を運用して来ましたが、大会では大体半分くらい「奇跡」・「リアニメイト」・「ショーテル」なので2点のライフが致命傷になるパターンは少ないです。
奇跡禁止論者の挙げる奇跡の欠点として「1ゲームの長期化」がありますけど、低速な展開が増えればその分ショックランドでレガシーに参入し易くなりませんかねー? なりませんか・・・・・・。
禁止に関しては1度「《渦まく知識》禁止」のカジュアル大会に奇跡持ち込んで遊んだことがありましたが、手札のカードをデッキに戻せなくってデッキプラン崩壊しました。
そんな感じで愛好者なので、できれば禁止を逃れてこれからも長く使って行きたいですね。
レガシーでの奇跡禁止の議論について。好んで使っている側の適当な考えです。
最初に、どうして奇跡が環境に多いのか? ですが、ぶっちゃけ奇跡用のカードが他のデッキに比べて手に入り易いからだと思います。デッキに絶対必須な再録禁止カードは特に無く、現状で1万を超えるようなカードもあったりなかったりです(FoWの底値がワカラナイ)。新規の人間にもデッキが組み易く、それなりに強いとなれば使用者は多くなり、必然として大会でも多く残るはずです。
ではなぜ奇跡用のカードは手に入れやすいのか?
まず、比較的新しく刷られたカードが多いです。 例えば私がMTGを始めたのが大体 アラーラ~ゼンディカー期 なのですが、当時からのスタンダードで使ってたカードが奇跡に何枚も入っています。 そこから考えるに 少なくとも「イニストラード以前」にスタンを始めて継続している人間にはかなりの数の「奇跡使用者予備軍」が居るのではないでしょうか。
さらに、デッキ内のカードにレガシー環境での汎用性が高いカードが多いです。なので「スタンダードがメインだけど、いずれ下環境のデッキも欲しいかな」とぼんやり考え続けてきた人が組みやすいデッキが正にこの奇跡でしょう。 スタンで使ってたカードとレガシー用に憧れの《Force of Will》、そして独楽相殺を用意するだけでもう奇跡デッキの完成です。
独楽相殺に関しては、LED・《裏切り者の都》等よりも汎用性が高く、《タルモゴイフ》よりも安い、というのが私の前提ですけどこの辺は人それぞれあるでしょうが。(ちなみに《相殺》は投げ売られてたコールドスナップから出てきた)
○イニストラード以降のカードとエタマス&相殺で割りと組めるレガシー奇跡
//土地 22
1 《カラカス/Karakas》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2 《蒸気孔/Steam Vents》
2 《平地/Plains》
5 《島/Island》
//クリーチャー 4
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
//呪文 23
2 《天使への願い/Entreat the Angels》
4 《思案/Ponder》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《対抗呪文/Counterspell》
1 《議会の採決/Council’s Judgment》
3 《意志の力/Force of Will》
4 《終末/Terminus》
//その他 11
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4 《相殺/Counterbalance》
4 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
・サイド
2 《僧院の導師/Monastery Mentor》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《誤った指図/Misdirection》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《摩耗+損耗/Wear+Tear》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
上のレシピでは土地がショックランドです。実際に長いことショックランドで奇跡を運用して来ましたが、大会では大体半分くらい「奇跡」・「リアニメイト」・「ショーテル」なので2点のライフが致命傷になるパターンは少ないです。
奇跡禁止論者の挙げる奇跡の欠点として「1ゲームの長期化」がありますけど、低速な展開が増えればその分ショックランドでレガシーに参入し易くなりませんかねー? なりませんか・・・・・・。
禁止に関しては1度「《渦まく知識》禁止」のカジュアル大会に奇跡持ち込んで遊んだことがありましたが、手札のカードをデッキに戻せなくってデッキプラン崩壊しました。
そんな感じで愛好者なので、できれば禁止を逃れてこれからも長く使って行きたいですね。
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