このキューブの概要。
 ・日本語限定 (初めてのカードでもわかり易く)
 ・全部で 415枚 程度。 (持ち運びを考慮して400のストレージに納めるため)
 ・両面カードは無し (上のと関連して透明インナーのみでの運用前提なので)
 ・同型再録っぽいのは基本的に入れない方向 (多様性の有るゲーム展開に期待)
 ・新枠限定。 (新枠スキーだから。一応クリーチャー・タイプとかの整合性もある)
 ・タイムシフトは名誉新枠でおk。 (おk。)


さてさて『黒』である。我が道を行く色拘束のキツさ、生物と手札の破壊に墓地利用の色である。全体的にマナ・コストが重めだが探査スペルも多い。


【黒/59枚】

(クリーチャー)

《墓所這い/Gravecrawler》
《屍肉喰らい/Carrion Feeder》
《節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide》
《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》
《病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalka》

《脳蛆/Brain Maggot》
《血の芸術家/Blood Artist》
《苦痛の予見者/Pain Seer》
《髑髏の占い師/Augur of Skulls》
《群れネズミ/Pack Rat》
《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
《悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned》

《骨砕き/Bone Shredder》
《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
《責め苦の伝令/Herald of Torment》
《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》
《地底街の密告人/Undercity Informer》
《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
《ザスリッドの屍術師/Xathrid Necromancer》

《皮裂き/Skinrender》
《ネクラタル/Nekrataal》
《冒涜の悪魔/Desecration Demon》
《ファルケンラスの貴族/Falkenrath Noble》
《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》

《叫び大口/Shriekmaw》
《血の贈与の悪魔/Bloodgift Demon》
《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique》
《血の儀式の司祭/Priest of the Blood Rite》
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》

《墓所のタイタン/Grave Titan》
《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》
《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》

《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》

(インスタント)

《見栄え損ない/Disfigure》
《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
《破滅の刃/Doom Blade》
《究極の価格/Ultimate Price》
《四肢切断/Dismember》
《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》
《残忍な切断/Murderous Cut》

(ソーサリー)

《不敬の命令/Profane Command》
《血の署名/Sign in Blood》
《夜の囁き/Night’s Whisper》
《殺人衝動/Murderous Compulsion》
《呆然/Stupor》
《骨読み/Read the Bones》
《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
《衰滅/Languish》
《消耗の蒸気/Consuming Vapors》
《命運の核心/Crux of Fate》
《堀葬の儀式/Unburial Rites》

(エンチャント)

《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
《悪魔の隷従/Diabolic Servitude》
《エレボスの鞭/Whip of Erebos》

(プレインズウォーカー)

《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》



 イニ影からは、《殺人衝動》が見事追加の1枚枠に採用。2マナのカードが欲しいと思ったところに飛び込んできた形。しかし果たしてマッドネスで唱えることができるのか?

 黒の強みは最初にも書きましたがやはり『クリーチャーの直接破壊』、ですかね。あとは授与クリーチャーや探査とかも入ってます。


 個々に観て行くと、墓地から帰ってくる1マナ 2/1 が《墓所這い》と血に染まりし勇者》の2体。これはシナジーカードが多そう

闇の腹心の代理、《苦痛の予見者》は果たして入れても大丈夫だったのか?

ソーサリーに足りない手札破壊成分を補う《髑髏の占い師》と《脳蛆》。

黒の中で随一のインテリっぽい《血の芸術家》。

ねずみゲーはキューブでも健在な《群れネズミ》。ぶっちゃけ強すぎるので抜くかも知れない。

定番生物の多い黒の3マナにおいては《地底街の密告人》が趣味カード。だってライブラリー削るって書いてあるから・・・。 しかし自分の墓地を肥やすカードが少ないのも事実。 凄腕の暗殺者とマルドゥの急襲指揮者はまたいつか。

《ファルケンラスの貴族》は《血の芸術家》と効果が完全に被っており、本来ならNGとなるはずだったのだが参考にしたMOキューブの記事に書いてあった「ドラフトにおけるアーキタイプ」という言葉の魅力に負けて入れた。マナコストとP/Tが大きく違うので容認できたというのも有る。 深淵の迫害者はゲーム進行が面倒くさくなりそうなのでクビ。

5マナ域は墓地から釣って嬉しい生物がたくさん。《血の儀式の司祭》とかオリジン出たばっかりの頃に入れた。黒は自然と色拘束がキツくなる傾向にあるので《アスフォデルの灰色商人》はやっぱり頭おかしい。コモンなのに包囲サイと変わんないよコレ。

黒のインスタントには布告枠として肉貪りを入れたかったけど、テキストの誤植のために泣く泣く断念。ほんともったいない、いいカードなのに。

そんでもって《血の署名》と《夜の囁き》だけど、コレ効果完全にかぶってんよー。今の今まで自然に入ってたから疑問に思いもしなかった。 ん~、でも連発するとライフが削れるし色拘束と相手を対象にできる所が決定的に違う感じもするからもうOKです。黒のカードこんなん多いな。

枠を用意するのが大変だった手札破壊には《呆然》が収まりました。本来なら加えて思考囲いも入れたかったけどレガシーの黒リアニに常に4枚入っているのでちょっと無理。

リアニメイトのカードとしては《その場しのぎの人形》・《堀葬の儀式》・《悪魔の隷従》がめでたく採用。最初は戦慄の復活・生ける屍も入っていたけど、納墓・生き埋め などの墓地肥やしが無いとかなり使い辛かったので次第に抜けて今の形になった。

PWは《リリアナ・ヴェス》と《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》。トリプルシンボルはできれば入れたくないのでソリン・マルコフがそのままニクシリスに代わった。二人とも5マナなので別の黒いPWがくればリリアナのほうが代わるかも。

モダン仕様にする場合の候補としてはこんな感じ。
 屍肉喰らい →臓物の予言者・カルシの高僧or療養所の骸骨 等(黒の1マナは割りと優秀)
 骨砕き   →凄腕の暗殺者・マルドゥの急襲指揮者orシルムガルの暗殺者
 悪魔の隷従 →吸血の儀式or地下世界の人脈 等わりとこっちも自由枠


 ――黒は、生物破壊・ライフロスドロー・リアニメイトの3つを柱に割りと纏まっているのではないかと思います。同じようなカードは入れないようにしようとしたにも関わらず、なぜか一杯入っていますが、ライフロスがあると何故か許せてしまう不思議。この辺が破滅と堕落を担う黒のなのでしょうか。 沼の数を参照するカードこそ入れませんでしたが単色推奨のイメージなので、デッキを組むのが面白そうです。

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