『運命再編』が使えるようになった現在のスタンダード環境にはある1つの大きな謎があった。

このことを覚えている人は少ないだろうし、そもそも関心の薄かった人が多数だと思う。しかし、私の頭の片隅にずっとあった謎。

 それは、《乱撃斬》の獰猛効果を変更させ開発部が《濃霧》系スペルを弱体化せざるを得なかったという、テストプレーヤーが作った「かなり良く回るターボフォグ」とは一体どんなものであったのか? である。

 ○参考
   MTG -wiki-  乱撃斬/Wild Slash
     http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B9%B1%E6%92%83%E6%96%AC/Wild_Slash
   6枚のカード、6つの物語
     http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0011854/


 運命再編からこっち、大会結果などを見ても『アブザン』『赤白』『青黒』などの安定デッキか後は大体『ジェスカイ』『スゥルタイ』とかその辺。ターボフォグなど形も無かった。

 そして自作も何度か試してみたが、ライブラリーを削る戦法は「相手の探査を助けてしまう」というデメリットがきつ過ぎて結局すべて解体してしまった。

 これはどういうことなのだ!? 強力なターボフォグが存在できたという事実はあるのになぜ誰にも作れない?

 恐らく、その答えは『タルキール龍紀伝』に(或いは更に先のエキスパンションに)あるのだろう。龍紀伝のカードを使うことで「かなり良く回るターボフォグ」が姿を見せてくれる筈だ。それに期待する。


 ――ここからは想像だが、そのターボフォグのキーカードが《オジュタイの命令》ではないかと想っている。「高速で相手のライブラリーを削るデッキ」が環境に合ってないとすれば、LOデッキのもう1つの形「超耐久によってライフを固め、自分のライブラリーを修復するデッキ」を考えるべきだったのではないか? そんなデッキにぴったりとはまりそうなのが《オジュタイの命令》。

 更に妄想だけど、モードの1つの「4点のライフを得る」も本来は5点くらいあったんじゃないの? でもテストプレーヤーが頑張り過ぎてコチラも弱体化されたのでは? 《アタルカの命令》と比べてコスパ悪過ぎるだろ4点回復って!

 まぁ、そんな可能性を見せてくれる《オジュタイの命令》、どうやらBOXプロモらしい。・・・BOX買おうかなぁ。

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