先日、お店でシングルを物色している人を見かけたので「マッジクリーグで対戦しませんか?」と声をかけたところ、

 「MTG初めて3日めなんですけど、僕でも出来ますか?」 という答え。

 では結構ですとそそくさと立ち去ってMTGやってる人は排他的だなぁと思われてはよろしくなかろうと言うことで、在りし日のボードゲーム普及魂を呼び起こしてMTGの布教を試みることにした。

 その場でKTK2・FRF1 を開けて貰ってカードのレアリティの説明。それから取り敢えず私が3分で借りたカードで30枚のアブザンを構築。私の30枚ジェスカイとのオープン対戦でターンの流れ、土地のプレイ、呪文を唱えられるタイミングやコストをざっくり解説。まずは可能な限り対当に遊べるようにしなければ。

 そして、このとき気が付いたのが互いのデッキに入っていた《勇敢な姿勢》がMTGのルール説明に非常に便利な1枚だと言うことである。
Valorous Stance / 勇敢な姿勢 (1)(白)
  インスタント
    以下から1つを選ぶ。
       ・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。
       ・タフネスが4以上のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
 正反対の効果が選べるこの1枚。

 MTGの基本概念である『スタック上では後から唱えた呪文から解決される』を《ショック》と《巨大化》に頼ることなく1枚で説明可能。流石に熊では無理なので《残忍なクルショク》君(5/4バニラ)に出てきてもらったが、呪文を相手が先に使うか・自分が先に使うかで結果が異なる事を簡単に説明できた。何しろ同じカードなのである。

 更に、ダメージではなく直接の「破壊する」・「破壊不能にする」という効果なのでやはりMTGの基本概念の『不可能優位の原則』(~できない は ~する/できる に優先する)をスタックのついでに解説できる点も素晴らしい。

 初心者用ルルブに呼ばれる日も近いかも、《勇敢な姿勢》!!

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