ショックランドとΦマナのおかげで俺のライフがマッハでヤバイ

　最初はスタンの青白ブレードを改造して持ち込もうと考えていたのだが、手持ちのカードでだましだまし調節しているうちに何が何やら解からなくなってぐちゃぐちゃになりもう大会に出るの止めようと決めて布団に入ろうとした矢先に思いつき、30秒で出来たデッキがコレ。

○スーサイドツインズ
//土地　23
２　乾燥大地
２　霧深い雨林
４　沸騰する小湖
４　蒸気孔
１　シヴの浅瀬
１　真鍮の都
４　古えの墳墓
３　島　
２　山
//クリーチャー　11
２　やっかい児
４　詐欺師の総督
１　鏡割りのキキジキ
４　通りの悪霊
//呪文　22
２　思案
４　渦巻く知識
３　精神的つまずき
４　ギタクシア派の調査
３　目くらまし
３　誤った指図
３　精神を刻む者、ジェイス
//エンチャント　４
４　欠片の双子
//アーティファクト　０

・サイドボード
３　なだれ乗り
１　エレンドラ谷の大魔導士
３　破壊邦題
１　精神的つまずき
２　対抗呪文
２　炎渦竜巻
３　大祖始の遺産

　スタンの『欠片の双子』の流れを汲んだコンボデッキ。《古えの墳墓》があれば最速キルが４ｔから３ｔになるよなぁ･･･、と考えた瞬間完成していた。３ｔ《精神を刻む者、ジェイス》とかも胸アツ。せっかく《蒸気孔》も４枚になったばかりなので早速今日使えて嬉しい。ライフリソースを犠牲にするカードを詰め込みすぎた感はあるが、前のめりでなければスーサイドとは呼べない。以下、対戦レポ。

１回戦　白茶壁パン　×－×
　ほぼスタンそのままのデッキを相手に１回戦目から敗北。１本目は後ライフが１点あれば、２本目は詐欺師かやっかい児を引けば即座に勝てるはずだったのだがそこで引けないのが運命の分かれ道。メインに入っている《呪文滑り》を出されて椅子ごと後ろに倒れそうになったのは秘密。

２回戦　青黒赤リアニメイト　○－×－○
　初戦は相手のダブマリに助けられる、２本目は《大祖始の遺産》を《真髄の針》で止められて《エメリアの盾、イオナ》嬢を《再活性》されて負け。しかし３本目は大祖始の遺産が２つ回りはじめて無限双子でｇｇ。リアニメイト相手には《精神的つまづき》が本当に強かった。ピッチで撃ちすぎて１・３本目とも一度も攻撃されてないにも関わらず自分のライフが５を切るというスーサイドっぷり。

３回戦　青緑ビッグマナ　○－○
　《春の鼓動》でマナを増やして《天才のひらめき》や《起源の波》につなげるデッキ。夢の３ｔキルと双子のついた《なだれ乗り》が土地を全て破壊して勝利。

４回戦　青白ブレード　×－○－○
　スタンの青白をレガシーのカードプールで強化したような鷹ブレード。１本目は景気よくライフを払いすぎて《戦隊の鷹》のビートで死亡。２本目はブン回りの３ｔキル。３本目は《不毛の大地》でグダリ気味になるが《火と氷の剣》が装備されそうになった鷹を《やっかい児》で寝かして返しに《鏡割りのキキジキ》がでて辛勝。　それにしてもこの対戦は面白かった。《精神的つまづき》や《目くらまし》の応酬が熱く、初めて「手札から青いカードを１枚リムーブ！」といってＦｏＷ専用ＦｏＷ用に入っている《誤った指図》でドヤ顔できた。

５回戦　バント　×－×
　この相手はデッキに土地が多めなのか《聖遺の騎士》があるせいなのかとにかく強気に《不毛の大地》で土地を割ってくるので、《欠片の双子》の(赤)(赤)が出せずに初戦敗北。２本目はやっかい児ビートが早々に始まって「最後まで強気にいけば勝っていた」のだがバントゆえの即死パンチが怖くて日和ってしまい、負けてしまった。これは本当に残念。


　――そんなこんなで今日は　３－２　でレガシーにしては久しぶりの勝ち越しでした。あと１勝がやはり遠い。くっ、これが大会の壁か･･･。　そして、いつもは10人ちょっとなのに広島からの遠征の人が来られていて20人越えの５回戦という長丁場で、へとへとになるまでマジック出来た日でした。

　デッキの反省を言うなら《通りの悪霊》は流石に要らなかったです。メイン《なだれ乗り》のほうが強かった気がします。今回たまたまＡＮＴやベルチャーに当たらなかったのでそう思うだけかも知れませんけれど、双子が手札で腐るシーンが多かったので。　更に対戦レポでも書きましたが《不毛の大地》を起動されると赤のダブルが結構出ないので、《シヴの浅瀬》《真鍮の都》のところを《滝の断崖》に換えたいですかね。まだ持ってませんけど。

　それにしても《精神的つまづき》は偉大です。これのお陰で間違いなくレガシーは低速化して、カード資産の少ない人間にとっては今までより面白くなってきていると言えるんじゃないでしょうか。ＦｏＷの餌に出来るとなお良いんじゃないかという誘惑もありますが。それはまたの機会に取っておきましょう。